サービス内容

ショートレビュー/デューデリジェンス

「株式上場を目指す」と決断しても、実際何をどうしたらよいかわからないのが一般的です。
株式上場のためには、上場しようとする証券取引所の審査基準をクリアすることが必要ですが、コーポレート・ガバナンスや組織・規程などの経営管理体制、中期経営計画や予算・月次決算などの利益管理体制、適切なディスクロージャー体制などの整備が必要となるなど、対処すべき課題が多岐に渡ります。
ショートレビューは、自社に足りない事項や問題点・課題など、自社の現状を明らかにすることを目的としており、株式上場を目指す早い段階からこれら多くの課題を網羅的に検討し、株式上場までの解決のスケジュールや「誰が、いつまでに、どうやって」クリアしていくかのロードマップを策定しながら対処していくことが、株式上場のためだけでなく、会社が個人的経営を脱却し、将来のために企業経営の基盤を盤石にしていくためにも重要となります。

株価評価

未上場企業では、ベンチャーキャピタルからの資金調達、M&A、自社株買いの場面などにおいて、株式の評価額はいくらであるか?ということが論点となります。
株式の評価額は、基本的に、当事者間の交渉を通じて決定されるものですが、その交渉の出発点として、また取引の公正性を担保するための手段として、独立した第三者機関による評価結果を参考にするのが一般的です。
取引の背景や評価の目的に応じた適切な評価手法により企業の公正価値を評価することで、合理的な意思決定をサポートするとともに、様々なステークホルダーにとっての公平性、納得性を担保します。

内部管理体制の整備

株式上場のためには、コンプライアンス(法令順守)や財務報告の信頼性を確保し得る体制など、上場企業レベルの社内体制の構築が求められます。
他方で、事業の継続性を確保するためには、属人的な経営でなく、組織的計画的な経営を実践できる仕組みづくりが重要であり、業務の効率性や有効性をより高めることも考慮して内部管理体制を構築していくためのサポートを行います。